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「少女達の茶道ism」 へのレビュー

オススメ! 男性教師を支配下に置く少女達、でもしっかり愛を感じる

2016年10月29日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 5人

主人公視点の男性教師と4人の女子茶道部員がラブラブする話です。
部長はクールな態度で男性教師を見下し、他の部員を率いる姿が悪の女王様のようです。
一方で、家柄にまつわる諸事情(ネタバレ回避)を抱えていて、それに負い目を感じて本番を避けたり、本当は先生の事が好きなのに押し殺して冷淡を装うツンデレ具合がたまらなく可愛いです。

背の高いポニテ上級生は茶道の他に弓道も嗜む大和撫子で、口数少なに迫る姿勢は本来の日本女性の奥床しさを思い起こさせます。
実はこの娘だけスポットを当てた当番回がないのですが、その代わりと言うか4人同時のハーレムHの際にはこの娘が先陣を切ったり、美味しい所を持っていく印象がありました。

ショートカットの下級生は小柄と童顔なのもあって、一見すると一番控えめかと思わせます。
しかし、蓋を開けると内に秘めた思いは最も強く、ストーカーじみたヤンデレの素養が後半では露わになり、女が男を支配する行為を一段階ステップアップさせる役割を担っています。

ふわふわ巻き毛の下級生は半ばルールブレイカーです。
最初の肉体関係を録画して男性教師に逃げ場を無くさせたり、一番年下でありながら一番胸が大きかったり、なぜか一人だけ純潔じゃなかったり、誰が本妻になるかの修羅場の渦中で一夫多妻の提案をしたり、良い意味でトリックスターです。

大半がロリから抜け出せていないような若い少女でありながら、年上の教師を隷下に置く年齢差逆転の力関係、それでいて心は年相応の女の子のままで、嫉妬や困惑が良いスパイスになる作品です。
それがスパイスならメインディッシュは?もちろん、全員が標準装備の黒タイツです。

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