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「B-グラビティ」 へのレビュー
2017年05月20日 穂積 さん
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ネタバレじゃないと言うか勘違いして欲しくないので真っ先に書くのですが、ビッグサイズ姉の前髪の左右に突き出ている三角の尖がりは角ではありません。 そういう形の髪留めみたいです。 作中では特に語られていないものの、恐らくは「鬼のようにデカい」のを表すメタ的なアイコンだと思われ、実際に人外な血である描写はありません。 ただ、鬼のようにデカいのは誇張ではなく紛れもない事実です。 主人公視点の弟は小柄さをコンプレックスにするほどの未成熟なので、より際立っているとはいえ、この姉弟は背筋を伸ばして並び立つと1.5倍の身長差が有ります。 しかしながら、姉は体のデカさに反比例した気弱さで、簡単に泣きべそをかくし、恥ずかしがって身を隠そうとします。 容易に御し得ないような巨躯なのに、押しに弱くて嗜虐心をくすぐる小動物っぽさのギャップが美味しい魅力を作り出しています。 また、隠れようとするのにデカすぎて隠れられないと言うのは長身フェチの真骨頂ではないでしょうか。 加えて、身長だけではなく脱げばグラマーさもビッグサイズで、体格差も相まって幅広い用途を妄想できるボディです。 それら全てを踏まえた上で、弟には優しく、日頃の感謝を募らせた献身的な姉であり、姉の包容力と長身の包容力の二重の安心感が小柄な弟を受け止めてくれる体格差Hの傑作です。
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