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大別して4編の物語が収録されています。
1.男女比が偏重し、男が希少になった世界で、三人のメイドが主人公を奪い合う物語。
2.大企業の御曹司少年が妹と女執事に襲われて、強烈な性欲の捌け口になる物語。
3.美少女二人と男一人の幼馴染三人組がHなゲームの指示に従っていたら覚悟が決まる物語。
4.水泳部の美人先輩が奥手な主人公と女子更衣室でイチャつく物語。
なお、4短編しか収録されていないと言う意味ではなく、むしろシリーズ形式の方が多く、充実したボリューム感です。

サンプルからもわかるように、風船を連想させる滑らかな曲線の女体美が何よりの魅力です。
また、上記した通り全てのシリーズで女性側が積極的です。
雌の匂いをまき散らしていそうな発情した少女らが自分を抑えきれなくなって、主人公に襲い掛かる方向性で、男冥利に尽きるエロい光景が眼前で股をよじらせています。
一方で、ただ単に淫乱なだけではありません。
その土台には見ている側が恥ずかしくなるほどの明確なラブが感じ取れます。
それでいて、その想いを素直に開陳する少女は少数派で、心中に好意を隠しつつも、恥ずかしさで視線を反らし、顔を赤らめてしまうのでバレバレなのが可愛いです。
親愛度をストレートに伝えない、だけを条件とする広義のツンデレで言えば、十中八九のヒロインがツンデレと称しても差し支えない単行本です。