舉報鑒賞

関連作品欄に出ている通り、同日に発売されている「20世紀美少女 歴史上の美女だけど処女あげます(BJ122711)」とシリーズを成す作品です。
って言うかナンバリングが無いのでわかりにくいですが、本作が前編で、「処女あげます(BJ122711)」が後編となっています。
純粋にエロ作画のみを楽しむだけなら片方だけでも充分機能するものの、ストーリーを云々するなら2冊とも読まないと話が繋がらない構成です。

まずハーレムの濃度が高い作品です。
定番中の定番、女子校に男子生徒は主人公ひとりだけを実装しているので、どこもかしこも女の子だらけです。
加えて、さらなる定番、主人公は息を吸うようにラッキースケベを引き起こす体質で、Hな事件が頻発します。
なお、後編のタイトルが「処女あげます」なのが示すように、この前編ではヒロインみんな純潔を堅持しています。
しかし、ヒロイン全員に本番描写があります。
濃密に合体します。
矛盾するように聞こえるかもしれない反面、上手いと言わざるを得ません。
ラッキースケベのドタバタを利用した、これたま定番な仕掛けによって矛盾を解消し、同時にヒロイン達が主人公に好意を持ち始めるキッカケを作り、絵面としては怒涛のラブラブH連射を楽しめる隙の無い作品として完成しています。