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「俺が聖女たちを奴隷にしながら魔王を目指す話(オルギスノベル)1」 へのレビュー

ごく限定的な分野で最強な主人公

2017年11月29日   穂積 さん

このレビューは参考になった x 1人

先に言っておきますが、挿絵の方(AJ009149またはRG21425)の画風が大好きで文章とか二の次で購入しました。
実際の内容は主人公最強系のハーレムファンタジーです。
いえ、[作品内容]にも明記してある通り主人公は魔族では弱い部類です。
おそらく強い弱いの判断基準だと思います。
本作の世界観ではホームランバッターを強いと呼び、小技師は軽視される傾向にあると例えれば近いかもしれません。
主人公は本塁打率が低いのはもちろんヒットすらまともに打てない弱小である反面、バントや盗塁が無茶苦茶上手いのです(比喩です)。
また、彼は自分が弱者である事を自覚しているので、卑怯な手段をためらいません。
それらは大振りな力技とは違って、聖女を調教するには好都合で、極めて効率的かつ迅速に堕としてしまいます。
魔術や神術の類いが大いに登場するものの、それでもって洗脳を行うのではありません。
せいぜい拘束や詐術に使用するくらいで、どちらかと言えば彼自身の巧みな房中術で女達を虜にして、快楽でもって支配する方式です。
気の強い聖女が次々と堕ちていく描写にページを割き、敵愾心むき出しだった女がコロリと心変わりする快感が最大の見所で、堕ちた聖女達にラブラブで囲まれる優越感がプラスされる作品です。

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