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「江口くんは見逃さない 2」 的鑒賞
2017年11月21日 穂積 先生/女士
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評論選擇的類別:
1巻に引き続いて「ちょいエロ」を心がけた作風です。 "ちょい"とは具体的には、わずかなパンチラ、部分的なブラチラ、全体像には程遠い胸の谷間などです。 その大前提の上で、この2巻では江口君の慧眼がより極まっています。 女性自身もスカートがめくれそうなのを押さえたり、男子の視線に気づいて華麗にガードしたり、リアリティがあります。 しかし、江口君の眼光はその斜め上を行く、と言うよりは人間の盲点を突くのです。 考えてみれば人間の腕は2本しかないわけで、前を守って、後ろも気を回して「よし!完璧」と思ったら上が疎かになったりするものです。 江口君はそれを見逃さないのです。 もっとも、1,2巻通して感じたのは江口君の周囲は美女が多くて羨ましいです。 母の友人関係、姉の友人関係、同級生女子の姉、だけでは飽き足らず見ず知らずの通行人や電車で隣り合った少女まで、やたらと女性比率が多い印象です。 言うなれば、そういう環境に自分を置くのも「見逃さない」技術の範疇なのかもしれません。
(* 為必填項目)