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「PIECES(ピースィズ)」 へのレビュー
2018年07月21日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 7人
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驚くべきは、と言うか[作品内容]にもバッチリ書いてある通り感嘆するほどの妊婦愛が詰まった一冊です。 全11編中で女が臨月の妊婦ではないのはたったの2編だけです。 しかも、それらはシリーズ作品の前半にあたり、いわゆるタネを植える段階を担当しているので、"まだ"孕んでいないのは半ば当然であり、耕された肥沃な畑に盛大に種が蒔かれる光景は男の征服欲をこれでもかと刺激します。 それも含め、まさに妊婦好きによる妊婦好きのための熟れた妊婦達が目白押しです。 例えば「Mama キャロットへようこそ!!(BJ137312)」では妊婦×メイド喫茶を200%楽しませてくれます。 ただ、妊婦がメイド服を着ているだけではないのです。 短いページ数でありながら、妊婦でしかできない奉仕を一から十まで全て実演し、その腹と母性を存分に堪能させてくれます。 また、「Piece by Piece(BJ122019)」に始まるシリーズはミステリーの風味を思わせるほど鮮やかな伏線回収がベテラン作家の実力を感じさせ、同時に沸き起こる女の性欲を象徴的に示した傑作です。 現実でもよく聞く話ですが、女性にとって妊娠は不安の塊で、それを解消するために先輩ママさんの実体験を聴き、男の与り知らぬネットワークが形成されていたりします。 この相談会を起点にすると、先輩妊婦から後輩妊婦へと人脈が広がる過程で、淫靡なストーリーが連鎖的に繋がる線路を描けるわけです。 そして、「Eraser 2(BJ116198)」で産休の話題が出ているように、臨月と言えば安静にすると相場が決まっています。 しかし、逆に言えばそんな固定観念があるからこそ、覆すとギャップ萌えが生まれるのです。 身重な曲線美がアグレッシブに快楽を貪る姿は素晴らしい威力です。
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