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「まなざしテンプテーション」 へのレビュー
2018年10月30日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 6人
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思い起こせば、この感覚に初めて気づいたのは「埼玉県春日部市が誇るケツだけ星人が得意な幼稚園児のアニメ」でした。 近年ではめっきり出番は減ってしまいましたが、初期にはよく「スケバン3人娘」が登場していました。 あの3人が好きでした。 つっぱってるのに実は乙女な所とか、年下の少年(クソガキ)に案外優しい所とか、キャラデザはそれほど可愛く描かれていないのに個人的にはグッと心を鷲掴みにされた感覚を覚えました。 そう、目つきが悪くヤンチャそうに見える女の子って言うのは、普通に女らしい一面をチラッと見せてくれるだけで、ギャップ萌えが生まれ、非常に愛おしく感じてしまう特殊能力を持っています。 ただ、一般誌でもエロ漫画でも残念ながら、そういう少女は決して多くありません。 おそらく、二重の意味で難しいのだと思います。 まずビジュアル面で、近寄り難い目つきの悪さを作画するのは簡単なことではなく、誰しもストレートに可愛い顔を描きがちです。 また、性格面ではペース配分に緻密さを要求されるのが描く上での難点です。 気が強いんだけど、ボーイッシュとは少し違って、ビッチでもなく、むしろ初々しさもあり、本心を知ると止めどなく可愛い、なんて厄介なメンタル一歩間違えたらありきたりなツンデレ娘です。 本作の作者様はその絶妙なキャラ造形が素晴らしく上手いのです。 例えば「脅し愛」などは鮫のように怖い顔で気も強い女の子なので、主人公は怯えて、完全に一方的な逆レイプ路線です。 しかし、彼女も他者に避けられやすい事は自覚していて、いつしか自分を受け入れてくれる男を求めている寂しさも内包し、少々いびつながら相思相愛のカップリングが微笑ましい展開となっています。
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