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「貴方専属メイド~従順で辛辣な愛のご奉仕~」 へのレビュー
2019年01月06日 穂積 さん
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流石は某ラジオ(RG40708)で城主界の土地転がしと称されただけあって、同日の同時刻に別サークルの作品が発売されてしまう多産に嬉しい悲鳴を上げながらも、その完成度には感服しかありません。 本作のメイドに対する印象を歯に衣着せずに言えば「愛が重い女」です。 いえ、決して悪女だとか、ドSだとか男を嗜虐する類いの女性ではありません。 城の方向性に違わず、甘々で癒しを感じられる至れり尽くせりな良妻賢母タイプです。 ただ、あまりに良い子過ぎて男のわがままが際立ってしまうと言うか、ごめんなさいと謝りたくなると言うか、甘い奉仕と辛辣な棘が同時進行する稀有な才能を持った女の子です。 ご主人様の不精な注文には過不足なく応えてくれるし、性的な難題にも当然のように快諾してくれる理想的なメイドです。 でも、いささか一言多い。 しかし、この場合は欠点ではなく、生々しいまでの人間味を与えています。 もし、なんの毒舌もなくニコニコと許容して行ったら、それはそれで興があるかもしれませんが、機械的で洗脳された少女を匂わせてしまう可能性も否めません。 ドン引き級の行為には包み隠さずそう言う姿勢は長年連れ添った彼女や夫婦を連想させます。 一方で、極めて丁寧で礼儀正しい口調を崩さず、変態的な要求も拒絶するどころか、むしろ覚悟を決めた準備の良さが半ば怖いくらいの愛の重さを感じさせます。 この重さは圧迫感の窮屈さではなく、的確にツボを押してくるマッサージのような圧力で、こんな心地良い重さも有ったのかと新発見を得られました。
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