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对「対魔艦コンゴウ」 的赏析

隙を見て逃げる気はあるのに、腹の中では敵が育っていく

2019年01月07日   穂積 先生/女士

このレビューは参考になった x 4人

何故なんでしょうね?
誇り高い高速戦艦が無残に陵辱されてしまうくらいならよくある話で、それは男の性欲と征服欲を同時に満たす定番の味付けです。
しかし、本作は[作品内容]にも書いてあるように、そんな生易しいものではありません。
肉体改造あり、脱糞あり、NTRあり、もはや1人の女戦士の心を折るフルコースです。
中でも、特に妊娠の描写は高濃度だと個人的には思います。
「望まぬ妊娠を強要」「愛する提督の子は産めない体」「まだ反逆の意志はあるのに腹では敵の容体がグングン育つ」身体の責めはもちろんのこと、心も二重三重に圧迫されているのが傍目から見ていても分かります。
どれも自身の身体の中で命を育む力を持つ女性特有の、女性だからこその辛苦であって、度し難く業が深い趣向です。
でも、そんな非道を受けてもまだ心が折れない芯の強さは格好良くもあります。
ただ、長続きするはずもない虚勢なのは当然です。
まるで危ういバランスで綺麗に並べられたドミノを見ているようで、ちょっとした悪戯心で端をつついてみたくなります。
つまりは必死に我慢して気丈に振舞っていた女性がボキッ!と良い音を立てて砕け散る瞬間、その爽快感が濃縮されていて、変わり果てた姿の「俺色に染めた」感も相まって言い尽くせないほどの興奮をもたらしてくれるのです。

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