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バイノーラル音声と言えば、最近は録音自体をバイノーラルで行うことで高い臨場感を得られるようにしたもの、という印象が強いですよね。
編集のみバイノーラルの作品でも、目的は同様であるものが多いと思います。

うんどうぐつスタジオさんの作品はそれらとは少し違っていて、音を常に左右に振ることにより想像を演出し、脳を限りなくエロい状態に高めるように作られています。
メインのボイスは官能小説の朗読をしているような第三者的なものですし、流れる喘ぎ声・ちゅぱ音は必ずしも状況と一致しているわけではなく、臨場感が特筆して高いわけではありません。
しかし、聞いているうちに脳が自動的に官能的な精神状態と妄想を生み出し、快感の助けとなる仕組みです。

TypeAからEまで5種類の差分がありますが、声の移動とあえぎ・ちゅぱ音が全部盛りのTypeDが一番お勧めです。
6年前の作品という事で今から買うのに抵抗があるかもしれませんが、値段も500円と安く決して損はしないと思います。
是非聴いてみてください。