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「紅殻町博物誌」 へのレビュー
2015年03月02日 しまうま さん
このレビューは参考になった x 5人
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このゲームの文章、端から飛ばしてきます。 「あ、今日日小説とかでも増して時代小説でも全然見ないぞこれ」と思わせて来る古い言い回しの文章。 くどい文章は苦手なんだがな、と思いつつも気合いを入れて目で追い始めました。 上から下へ、目を動かして文章をなぞる。なぞっていくと、情景描写に目が止まる。美麗で鮮やか。ただやはり若干くどいと感じるような文。 なのだけれど、皆が皆歯切れの良い言い回し。読んでいると頭の中にリズムが出来て、流れる穏やかなBGMに乗ってトントンと頭の中にすんなりと情景が入って行く。そして気付くと文に埋没している。背景に描かれた紅殻町にストンと自分が落ちてしまう。 鼻孔にまで、夏と紅殻町の匂いを感じる。錯覚してしまう。 ちょっと大げさな言い方だったかも知れませんが、そのくらいこの文章が癖になるんです。 システム面も割と融通が利くので、ストレスが溜まる事も無いでしょう。 文章に酔いしれたい、読み応えのあるものを読みたい、色んな日本語を知ってみたい、そういう人にお勧め出来る読み物だと思います。 未亡人もエロかったです。
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