舉報鑒賞

主人公が莉乃に対して怒りを覚える過程が段階的にしっかりあることが、ストーリー上まず良かったところだと思います。
その後で、莉乃の友達との約束を利用して復讐を決行するのですが、その際にも友達の方にはできる限り迷惑がかからないように配慮し、復讐を成し遂げた後は避妊薬を渡し腹を括って逮捕を覚悟するなど割と筋の通った人物として書かれているせいか、その後にイチャイチャしても不自然さを感じにくく主人公に不快感を感じにくくなっていると思います。

お仕置きの後は主人公のコスプレのお願い(命令や要求ではなく)などを呆れながらも聞き入れる辺りが基本的にはこの作品は純愛だなあと思わさせられ、莉乃のわがままを叱る場面も微笑ましさを感じられる良い部分だったと思います。

量も申し分ありませんし、莉乃の声もかわいく演技も良かったと思います。