舉報鑒賞

淫魔伝シリーズ3作目。
今作では、前2作で名前だけは登場していた淫魔サキュバスが登場する。

これまではかなりあっけなく淫魔に捕らえられた勇者一族だが、今作では割と粘る。淫魔も手間を掛けて堕とそうとしてくる。
主人公が淫魔の手から逃れるチャンスが最後まで残っていたり、手助けしてくれる人物の存在もあり、淫魔の誘惑とそれに抗う勇者という素敵なシチュエーションになっている。
どうやっても逃げられそうも無いなかで快楽を与えられる前2作もよかったが、こういうのもサキュバスらしくていいと思う。

今作もファイルが分割されておらず、濡れ場でも主人公が誘惑に抗ってプレイが中断したりするので、人によっては使いづらいかもしれない。
しかしいやらしい雰囲気は変わらないし、淫魔伝という物語の締めである。なにより次回作のバットエンド編への分岐の前提でもある。
他の淫魔伝シリーズを聴いた人、サキュバスに誘惑されたい人は是非聞くべき。