舉報鑒賞

痴漢と女学生の三年間が非常に丁寧に描かれている作品でした。
そのため、服装等の見た目の変化もしっかりと描かれています。
物語が進むに連れ、髪が長くなったり胸が大きくなったりと肉体的な変化はもちろん、冬服、夏服、梅雨の時は雨に濡れて少し透けたり、休み期間中には私服になったりと服装も非常にバリエーション豊かで良かったです。

内容の方も三年間というのは看板倒れになっておらず、体感的には同価格帯のCG集作品と比べると倍くらいのボリュームがありました。
大ボリュームでしっかりと物語が描かれているため、ヒロインが徐々に快楽に染まっていく過程が丁寧に描かれており、挿入が初めて行われるのは何と二年目の後半となっています。
それまでは触ったりするだけの普通の(?)痴漢行為ですが、大人の玩具を使ったりと単調な内容でないのが良かったです。
また、内容紹介には書かれていませんが、ある程度開発が進むとヒロインがオナニーを覚えて痴漢による快感を再現しようと頑張るシーンも結構ありました。
物語も後半になると、ヒロインが毎週金曜日の痴漢を心待ちにするようになって、秘密の逢瀬めいた雰囲気になるのも「エッチに開発されちゃう子」というタイトルに相応しい展開だったと思います。

痴漢という行為は嫌がる女性に無理矢理というのが普通ですが、空色にゃんにゃんさんの他作品同様に、最初こそ痴漢に多少の拒否反応(戸惑い)を見せるものの、無理矢理という要素は皆無に近いので、従来のファンは安心して購入出来るし、そうでなくても、大ボリュームで少女が痴漢で開発される過程が丁寧に描かれているので、内容に惹かれたり、絵が気に入ったのなら満足出来る作品だと思います。