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「蹂躙十色」 へのレビュー

シンプルな描線の、スタイリッシュな絵柄。

2017年10月04日   一陣の光 さん

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シンプルな描線から、ハリのある女体描写を表現
する”のうきゅう”先生、短篇十本が収録された自
身初の作品集。
印象的な収録作品は、ペットショップに勤め始め
た”滝沢”さん。待遇の良い勤め先なのに、長続き
する人は少なくて・・・な「ペットラバトリー」。
読んでいて印象的だったのは、シンプルな描線で、
スタイリッシュに描く絵柄が、重厚でインモラル
な、ストーリーのダークさを軽減させているとこ
ろ。あえて、描線を整理し、見通しの良いコマで
構成する、という、ハッキリとした意図を、読ん
でいて感じました。
ハリのあるヒロインのカラダが、記憶に残る一冊。

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