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「ろーかるJ○援交記」 へのレビュー

導入部の、尽きることないアイディアが驚異的な一冊。

2016年11月01日   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 1人

レビュアーが選んだジャンル :

確かな素描のドライな空気感をまとった絵柄と、経済観念が
確立している”ちゃっかり”した女の子達を描いたストーリー
とで、独自の考察を表現している、”昭嶋しゅん”先生の短篇
九作品が収められた作品集。
印象的な収録作品は、無人の野菜販売所の前を、通りがかっ
た主人公。品定めをしていたら、背後に視線を感じ・・・な
「J〇野菜・販売所」。売り上げによって、お小遣いが決まる
ヒロインの”商売熱心さ”が印象的な作品でした。
このスタイルの、”昭嶋しゅん”先生の作品集は七冊目になる
そうですが、様々な”導入部”バリエーションからの”本編”に、
毎回、楽しまさせてもらっています。尽きることのないアイ
ディアが湧き上がってくる”昭嶋しゅん”先生の脅威的な一冊。

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