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「Beauty Mark 2」 へのレビュー

懐深く受け入れる主人公が、ある意味凄い一冊。

2016年11月10日   一陣の光 さん

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”ある女性”を探し求め、ひとり、街を、さすらう主人公が
強烈なインパクトを放つ、”竹下けんじろう”先生の表題作
acme.7~12までが収められた、長篇作・二巻目。
印象的な収録作品は、美人な先輩と付き合っている、武骨
な後輩男性。彼女を”逝かせたコト”の無い彼が、主人公に
弟子入り、修行する・・・「acme.7真由美」。
読んでいて感じたのは、一途でストイックな主人公と、そ
の周りの人間関係を、コントラスト強く、対比してみせる
構成力の高さ。一歩間違うと”コミカル色”が出てしまう設
定を、的確な構成で推進力へと昇華させてゆく”作家性”を、
さりげなく感じさせてくれます。様々な状況に置かれても、
懐(ふところ)深く受け入れる主人公が、ある意味凄い一冊。

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