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「わいせつスキンシップ」 へのレビュー

異彩を放つ、重厚な一冊。

2017年10月10日   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 1人

レビュアーが選んだジャンル :

重厚なストーリー展開の、”キャンベル議長”先生、
前・中・後編仕立ての「西野ひなた～」と、短篇
七本が収められた、自身初の作品集。
印象的な収録作品は、生徒会長なヒロインが、活
動内容の不明瞭なパソコン部の廃部を、言い渡し
に来たら・・・な「生徒会長奴隷化計画」。部員
四人の男たちが、手際よくヒロインをハダカにし
処女を奪い、逆に、彼女を手玉に取る、ダークな
作品でした。
読んでいて感じたのは、自分たちの欲望を満たす
ため、ヒロインのカラダを弄ぶ(もてあそぶ)様子。
しゃぶりつくそうとする、男たちへ、泣いて、許
し(ゆるし)を懇願(こんがん)する女性の姿が、重
厚な読み心地を醸し出していました。
和姦・ラブラブ作品が全盛の今、異彩を放つ一冊。

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