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Recensioner för  初めては淫らな君の躰で

相手を気遣う、思いやりを丁寧に描いた一冊。

26/08/2017   一陣の光 さん

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Genre som recensenten valt:

ガテン系な、工務店や建設現場を舞台にしたスト
ーリーが目新しさを感じさせる”大嶋まなぶ”先生、
雑誌・ビタマンに2016~17年へ掲載された短篇
七本を収録した作品集。
印象的な収録作品は、”竜二”は、同僚女性の”茜”
へ、経理の女の子に彼氏がいるのかいないかを聞
いてきて欲しいと、無理矢理お願いし、いないと
聞いたものの・・・な「散る桜咲く桜」。”竜二”
を慰める、母性溢れる”茜”が印象に残る、お話で
した。
読んでいて感じたのは、何気に、セリフへと投入
されている「慰めてあげようか」という、相手を
気遣う(きづかう)思いやり。あえて、ガテン系な
職場や、クリスマスシーズンに独り身の女性、と
いう殺伐(さつばつ)とした設定の中に、思いやり
を描き込むことで、その印象を、強くさせている
と思いました。晴れやかな、読後感をのこす一冊。

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