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「女教師の不文律」 へのレビュー
2018年02月14日 一陣の光 さん
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硬質で、清楚な印象のキャラクターデザインが 女教師という属性にピッタリとハマって、スト ーリーにリアリティを与えている”左橋レンヤ” 先生の、とある学校を舞台に、生徒と女教師が カラダをぶつけ合う、短篇・連作シリーズ七本 と、単体の短篇一本が収録された、ヒット出版 社からは初の、そして自身、通算十冊目となる 作品集。 印象に残る収録作品は、同僚教師の”榊先生”か ら、何故、恋人(パートナー)を作らないのかと 聞かれた”山浦香織”先生。ひょっとして、処女 なのは私だけかも、と、気がついて・・・・な 「山浦先生の憂鬱」。教え子に気が付かれない よう、処女喪失したつもりが、実はバレていた ”山浦先生”が好印象な、お話でした。 読んでいて感じたのは、”左橋レンヤ”先生の絵 柄が、学園モノとの相性が抜群であることを再 認識した点。読み手の属性に、女教師を好感す る要素があるのなら、手に取って頂きたい一冊。
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