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Rezension von "笑顔姦々" .

時代の風に、忖度しない一冊。

17/02/2018   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 3人

Ausgewähltes Genre vom Rezensenten :

”つくすん”先生が、2013年から2016年にかけて
同人誌で公表し、個人所蔵している「~姦々」シ
リーズ・六作品と、描き下ろし・一作品を収めた
自身、二冊目の単行本。
印象に残る収録作品は、泳げない”大地陸”を海に
連れ出し、特訓する、幼馴染の”海 林子”。日が
暮れて、彼女の姿を見失った”大地陸”がふたたび
彼女の姿を見た時には・・・な「林姫姦々」。
読んでいて感じたのは、高度な画力や鋭さを持っ
た感性・センスを、極度に要求される、この種の
ストーリーを渾身の筆致で描きあげた、その制作
姿勢。語りすぎると疾走感が失われてしまい、語
らなさすぎるとバイオレンスが前面に出てしまう、
絶妙なバランス感覚が要求されるところを、高い
次元で成立させている、という印象を読後に感じ
ました。時代の風に忖度しない、”つくすん”先生
と編集者の、骨太、かつ熱い、思いを感じる一冊。

(*  ist ein Pflichtfeld)

Grund*