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「色欲とろいめらい」 へのレビュー

瞳に涙をたたえたヒロインが、目に焼き付いて離れない一冊。

2018年03月23日   一陣の光 さん

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液・汁大容量なカラミと、”姫野こもも”先生の
十八番(おはこ)な、瞳に涙をたたえた泣き顔が、
目に焼き付いて離れない、五話構成の中篇一本
と短篇四本を収録した自身三冊目の作品集。
印象に残った収録作品は、付近に、痴漢が出た
ので主人公”黒崎”の後を、常に一定の距離を保
ち、ついてくるヒロイン”雪名ましろ”。イギリ
スに引っ越す事が決まっていた彼女の思慮深い
行動を聞いた”黒崎”は、思い出作りのエッチを
・・・な、短篇「あまいサカリ」。切ない純愛
ストーリーの、お話でした。
読んでいて感じたのは、ほのかにNTRの香り漂
う作品や、ヒロインの泣き顔がストーリーを深
くさせる純愛など、振り幅の大きい構成を、バ
ランス良く一冊にまとめあげている、その技量
と力量の高さ。登場人物に対する”姫野こもも”
先生の愛を感じました。
瞳に涙をたたえたヒロインが、記憶に残る一冊。

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