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断面図のパワフルな描写がインパクト抜群の
”らま”先生、短篇十本が収められた自身初の
単行本。
印象に残った収録作品は、家が隣り合わせで、
幼い頃より、窓から出入りしていた”かける”
と”小山めぐみ”。”めぐみ”のカラダを思い浮
かべながら自慰に勤しんでいたら、”めぐみ”
が、その窓から入って来て・・・・な、短篇
「窓から襲来る娘!」。元来、小柄な体型で
童貞の”かける”と、高身長に成長した処女な
”めぐみ”との体格差に、初挿入をダイナミッ
クかつ、パワフルに描いた断面図が、鮮烈な
印象を残す、お話でした。
読んでいて感じたのは、ストーリー導入部の
多彩さ。前述した「窓から～」での、幼馴染
の初体験というオーソドックスなストーリー
であっても、流れに、少しだけヒネりを加え
ていて、”らま”先生ならでは、な、作品内の
空気感が、巧みに醸成されている感想を持ち
ました。
四年の歳月が育んだ、”らま”先生渾身の一冊。