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「ひめさまおとし」 へのレビュー
2018年05月18日 一陣の光 さん
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ヒロインの、心の動きを丁寧、かつ繊細に描写 している”犬江しんすけ”先生、五話で構成され た中篇一本に、短篇三本を収録した、自身二冊 目の単行本。 印象に残る収録作品は、戦に敗れ、敗戦国国王 の血脈である”エリーゼ”は、奴隷として競売に かけられて、将軍”ナカニシ”のモノに・・・な 短篇「ヱーデルワイス」。外見に似合わず紳士 な”ナカニシ”と、孤立無援で孤独な『戦い』に 立ち向かう”エリーゼ”が強く記憶に残る、お話 でした。 読んでいて感じたのは、思慮深い、高潔な矜持 を秘めた、登場人物達の姿。堅牢に構築された ストーリーが、深い味わいの読み心地と読後感 を残してくれました。強固な矜持(プライド)を 抱いて、相手と関わり合う姿が記憶に残る一冊。
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