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「ぼくはともだち」 へのレビュー
2018年07月10日 一陣の光 さん
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清潔感のある絵柄と、登場人物の複雑な 人間関係とが、二律背反な深い読み心地 を残す”胡桃子”先生、三話構成の表題作、 短篇二本を収録した作品集。 印象に残った収録作品は、早世した実母 に代わって、実父を支えようとしていた 実の娘”りな”。しかし、実父が再婚。義 母となる、再婚相手の”みさき”にも、彼 女を溺愛している父親の存在が・・・な、 短篇「共鳴」。心に、ポッカリと空いて しまった虚無感を、セックスで埋めよう とする姿が切ない、お話でした。 読んでいて印象的だったのは、詳細で清 潔感のある絵柄と、登場人物の間にある 人間関係の複雑さとの、二律背反な世界 観の底知れぬ深み。重厚になってしまい そうなストーリーを、清潔感のある絵柄 の力で救っている様な印象を持ちました。
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