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「まいすうぃーと でびる」 로의 리뷰
2018년 07월 28일 一陣の光 님
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繊細さを意識させるシナリオと、登場人物 の表情を丁寧に描写する、”雛原えみ”先生 短篇十一本が収められた、自身二冊目の単 行本。 印象に残った収録作品は、病弱な御屋敷の 令嬢”早苗”と、庭師の息子”誠二”との、淡 い想いから始まる強固な絆を描いた、短篇 「my dear again」。自らの決意を貫こう とする”早苗”に、触発されてゆく”誠二”が 力強く描かれた、お話でした。 読んでいて感じたのは、カラミへと至る迄 の紆余曲折を、丁寧にストーリーへと波及 させている”雛原えみ”先生の繊細なセンス。 登場人物の表情を、丁寧に描いている点も 好印象でした。 予想外に、シッカリとした読み応えの一冊。
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