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「おんなのこのおうちえっち」 へのレビュー

十年の歳月がもたらす、あなどれない一冊。

2018年08月23日   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 2人

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”紅村かる”先生の、登場人物への優しい眼差し
が強く印象に残る、モノクロの描き下ろし一本
を含む、カラー「双葉性長～」シリーズ全五本
と短篇九本が収められた、単行本。
印象に残った収録作品は、秘め事に、興味シン
シンなヒロイン”双葉”。様々な場面で、知識を
修得、自身の初体験に活用する「双葉性長～」
シリーズ。”双葉”への、”紅村かる”先生の優し
い眼差しが垣間見える、お話でした。
読んでいて感じたのは、初出の雑誌掲載が最近
作と過去作との間に、十年の歳月があるものの、
その開きをあまり感じさせない、画力の安定性。
お話づくりの力量も”紅村かる”先生のお人柄が
感じられ、好印象でした。あなどれない、一冊。

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