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「おしべとめしべ」 로의 리뷰
2018년 11월 09일 一陣の光 님
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ヤリたい気持ちが先走りすぎているヒロインや、 処女と童貞の初体験をリアル、かつ詳細に描写 しているのが記憶に残る”池松”先生、収録され た短篇の、本巻・描き下ろし後日譚三本を含む、 短篇十三本を収めた、自身通算二冊目、ワニマ ガジン社刊としては初の単行本。 印象に残った収録作品は、男性主人公”孝哉”は、 自宅が、お隣どおしで数年来の知り合いながら、 どこかミステリアスな雰囲気をまとった”媛貴” (ひめき)にスクール水着で迫られて・・・・な、 短篇「雨に濡れたら」と、描き下ろしの後日譚 「数週間後のふたり」。初体験同士のふたりが 昇りつめてゆく様子を詳細に描いた、お話でし た。 読んでいて感じたのは、ヤリたくてヤリたくて 我慢出来ないヒロインや、自らの存在意義を認 識出来ずにいるヒロインを、時に真摯に、又は 暴走気味に描く”池松”先生の自在な筆致。特に 前述した「雨に~」や、短篇「手をとりあって」 に登場するヒロインの、男性主人公への一途な 情愛は記憶に残ります。純愛を丁寧に描く一冊。
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