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「痴戯のナカ」 へのレビュー

記憶に残る、”kanbe”先生の高度な技量。

2018年12月26日   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 2人

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無垢な男の子・女の子が、セックスの快感と
快楽に、のみ込まれてゆく姿をコッテリと描
く”kanbe”先生、「茂み(繫み)~」シリーズ
全四作品と、短篇七作品が収められた、自身
二冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、ヒロイン”みなも”
が、”仁(ひとし)おじさん”に、勉強とともに
オンナの悦びをも教えてもらう・・・・短篇
「オトナ合格」。乾いたスポンジの様に快楽
を吸収してゆく”みなも”が記憶に残る、お話
でした。
読んでいて感じたのは、作品の世界観を考慮
して、その絵柄や描き込みを能動的に最適化
することのできる”kanbe”先生の技量の高さ。
前述した短篇「オトナ~」では、意図的に背
景を簡略化、登場人物に読み手がフォーカス
出来る環境を整え、その他、シリーズ連作の
「茂み(繫み)~」では、繊細な描き込みの背
景からリアルさを訴求されていました。卓越
した高度な技量が記憶に残る二冊目の単行本。

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