舉報鑒賞

迷い込んだ遺跡の中をどう探検するか。その選択によって結果が変わるADVである。対人と触手の凌辱が半々と平等に配分してある。

初期作品だけあって「淫魔シリーズ」にとどまらず、サークル様全体の魅力が凝縮した作品だ。
ヒロインがどうなろうとかまわず犯す化け物・人間たちは容赦なく、快楽責めというよりは壊し切るという印象が強い。

またつくりも手堅いものとなっている。
異種相手には抗おうにも屈服させられてしまう。人間相手では致し方なく相手に従うなど、このジャンルらしいシチュもしっかり描写されている。

美しい娘がモノのように扱われ、心が折れてゆくのが好きな方にはうってつけだ。

なお、今後の作品でも再登場するキャラが幾人か出てくる。端役とはいえ、サークルファンとしてはやはりうれしくもなる。
こういった事情もあり、間違いなくCARYO世界の一角を担う本作もおすすめである。