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「ひと目惚れ」 へのレビュー
2015年11月23日 色月 さん
このレビューは参考になった x 3人
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薄幸な単眼少女と出会い、友人たちの協力も経て 一歩一歩彼女との幸せへと進んでゆく作品である。 本作のテーマは喉から手が出るほど望んでいたこともあり、 期待してプレイしたところ、満足度は大変高かった。 ヒロインのキャラ性は王道ながらも魅力的である。 出会い始めの不慣れな笑顔は彼女の不憫を雄弁に語り、 だからこそ無視できない思いにさせられる。 また傷フェチの描写は作者様の趣味もあろうが、 ヒロインの天然な可愛さとしても、 主人公と彼女たちだけの秘密の交歓としても機能している。 演出面も素晴らしく、 各章の頭にはアニメーションでタイトルコールがあるが、 物語最初の怯えた泣き顔から徐々に笑顔を取り戻し、 終章の綺麗な私服姿の幸せそうな顔には感動する。 ストーリーはサクサクと進み、ストレスなく読める。 恋愛探以外にも、臆病だった少女が困難に立ち向かう勇気や 人に頼る大事さを取り戻す成長物語でもある。 駆け足な面やもう少し掘り下げがほしい部分もあるが、 そこはヒロインとの話だけに絞った故の功罪であり、 前述のとおり読みやすさに貢献しているため、 それほどの瑕疵にはならない。 おまけも充実しており、本編後のショートショート、 作者様あとがきや作品完成までの道のりなど、 こちらも興味深く楽しませて頂いた。 モノアイ娘好きの方は是非この作品で ヒロインとの甘く幸せな時間を過ごしてほしい。
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