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「クライシス・セル ~地下実験施設潜入~」 的鑒賞
2017年03月15日 色月 先生/女士
このレビューは参考になった x 5人
評論選擇的類別:
異形がひしめく施設にて、孤軍奮闘する女スパイローグライクである。 エロはヒロインの敗北エッチと、既に捕まった仲間の調教映像で繰り広げられる。内容は快楽責め傾向であるが、その相手は物言わぬ機械とモンスターであることを最大限に生かしている。 人の様に楽しむでもなく、淡々と作業をこなすその様に、機械姦・異種姦ならではの不気味さは一級品である。 ヒロインたち以外にも人は出ては来るが、そちらも非人間的すぎて「人のような人でなし」であり、機械とモンスター以外の第3の脅威となっているのも面白い。 一方、ヒロインたちはなすすべなくイキ狂わされる。抵抗の意志、それを砕かれ、雌を暴かれ尽くす絶頂、そして絶望そのものの諦念などなど。先の人ならざる心持たぬ者たちによる冷たい行為に対し、激しい感情の起伏を表す彼女たちとの対比はこのジャンルならではのエロスである。 本作は、その描写力は間違いなくトップクラスである。 ゲーム性もエロに結び付けられている。特にピッチリスーツ、というだけで扇情的だが、こちらがダメージに応じて徐々にはがされてゆく。じわじわと追い詰められてゆく興奮があり、イベントに匹敵するほどのエロスがある。 ローグライク故、プレイヤーの計画性と運も試されるが、理不尽な難易度ではなく、敵にも工夫があり、単調さは避けてある。何より、先述の衣装が剥かれてゆく演出が良い刺激となっているのも大きい。 拠点移動も任意にでき、自分のペースで楽しめるところも嬉しい。
(* 為必填項目)