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本作は魅力的な点は多々あるが、冗長を避けるために以下の2点に絞ってレビューさせて頂く。
すなわちエロと、ストーリーの傾向である。

エロに関して言えば、凌辱モノが多く、輪姦・異種姦といった無理やり系が多い。とはいえ、陰惨になりすぎないよう、ライトな描写に抑えてあるので、悲惨すぎて合わない、ということはない。
ギャグテイストのエロや、メインヒロインたち以外のモブヒロインたちのエロも数多くあり、偏りが苦手な人は安心できる。

また、長編故、次のシーンまで間隔が若干あるが、その点を補うかのように戦闘中に相手モン娘の微エロがある。服が破れてポロリするものだが、種類が多く、戦闘を彩る役割は十分果たしている。

ストーリーの傾向に関してだが、クラシカルにしてモダン的である。
本作はパニックホラー要素があるが、進めてゆくと復活した敵ボスを道中出会った仲間とともに討伐する、というわかりやすいものである。
一方で、先のパニックホラー成分も加味され、モダンな雰囲気も同居しており、王道ゆえのマンネリを打ち消してある。

過去作品のサンプル・紹介文などを省みるに、従来のサークル様の雰囲気を保ちつつ、新しい要素を取り入れた意欲作と評価できる。