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「想聖天使クロスエモーション外伝4」 へのレビュー
2018年02月02日 色月 さん
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前作第3弾に続き、今作でも新規立絵(バニースーツ)が登場する。これは今回のメイン怪人であるメタモルイドムのもつ能力故であり、バニー以外にもこの能力ならではの展開を詰め込んである。毎回各エピソードごとに新しいエロシチュに挑戦している本シリーズらしく、短編ながらも充実度の高いエロ作品となっている。 メインであるエロも練りこまれているが、クロエモシリーズ初プレイヤーの方々が過去作に興味を持ちやすいように仕込みがされている。一例をあげるならば、ラピスラズリが過去の出来事であるクロスエモーション本編に言及するシーンである。これは冒頭などの要所に挿し込まれている。エロメインの短編故、テキスト量自体は少ないが、それだけで終わっているわけではない。 本編では今回未登場のエンジェライト視点の作品であったため、改めてラピスラズリ視点で振り返ることによって、該当する場面の彼女の心情が一層、理解される。あの時ラピスラズリがどれほど救われていたか、あの場面ではどれほどの追い詰められていたか、想像力を刺激されるのである。 既プレイヤーは過去作の補完を楽しめると同時に、新規プレイヤーは過去に何があったか興味を惹かれるわけである。 クロスエモーションシリーズは2018年1月末現在、本編と外伝4作発表されているが、新規・既存ファン拘りなくオススメするならば本作がふさわしいと思われる。第4弾ながらも、クロエモらしいエロを楽しみつつ、過去作エピソードを活かした本作は、まさに入門として打ってつけである。
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