舉報鑒賞

時代は明示されないが、舞台は古き田舎の風景を湛える農村。豊かとは言えないその村の川辺には、一匹のスケベでずる賢いカッパが棲んでいた。ゆッるい筆致のおっさんくせえカッパにしりこだまを盗られた初心な少女は、カッパに脅され、騙され、唆され、縛り上げられ、浣腸され、前と後ろの穴に山芋の玉をずいきの汁に漬けたものを入れられた上それをひょうたんで栓をされたまま農作業をさせられたりするのだが……。[ここまであらすじ]

こういう気の抜けるサムネイルに惹かれる癖が無かったらおれも買ってなかったかもしれないのがまた恐ろしい。サンプルで女の子の可愛さにときめいたら買って間違いはありません。70Pの大ボリュームの中で、少し前の時代の日本の農村、という舞台設定を殺さない様々なアイテムと趣向でこの少女が責め立てられ、読者の嗜虐心と庇護欲をそそります。あとカッパの天才的なずる賢さとキャラクターとしての嫌味のなさがすごくいい。オチも綺麗に〆ている。こんな漫画をこんなDL数のままにしておいてはいけない。是非ともご友人にもお勧めください。そして作者様は是非とも続作をよろしくお願いいたします。