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「鬼うた。」 へのレビュー
2017年08月23日 手斧 さん
このレビューは参考になった x 1人
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本作は検索すればいろいろ出てきますので、完全にネタバレにならない程度でのネタバレレビューを… ヤンデレとメンヘラの区別が曖昧な殿方が増えてきた昨今、大変珍しい本来の意味でのヤンデレもの。 ヒロインは主人公に向かって包丁刺したりしません。 ただ、献身的な愛情が募りすぎた結果、傍目からみると異常な感じになってます。 本作ではのじゃロリ、ぽんこつ実姉、ストーカー幼馴染の計3人が攻略可能ですが、特筆すべきはぽんこつお姉ちゃん。 お姉ちゃん、ストーリー序盤からぽんこつっぷりが全開で主人公に甘えまくりです。 ですが、中盤で自分のダメさ加減を実感し、主人公に頼られる姉になりたいと努力する姿は、実に魅力満点です。 そんな彼女の献身の行く先は…… プレイ後は、タイトルに小さく書かれている【Devotion of her who begins to go mad.】が呪いのように感じられます。 ただ、お姉ちゃんに限らずどんな終わり方であっても、主人公とヒロインは一緒になりますので、辛いことがあってもいずれ二人で乗り越えていけると思える、救いを感じられる物語です。 本作は駄々甘え合戦だけあると考えて買うととんでもない作品だと思いますが、ヒロインの素材は他の作品と比べて頭一つ抜けています。 自身の行動を反省して成長しようと努力するヒロインは本当に魅力的です。 重い展開もOKという方はぜひ一度プレイしてみてはいかがでしょうか。 余談ですが、本作および続編の初回限定版についていたドラマCDの出来は素晴らしいです。 キャラクターたちのポンコツが全面にでてます。 また、出来が良いVocal曲やBGMが収録されたサントラも発売されてます。出荷が少ないのでプレミアがついてますが。 こういうのもDL販売されてくれたら絶対買うんですけどねー。
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