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嗜好名すらあやふやな「感染」シチュエーションを扱ったアンソロジーです。

そういうものが好きな人にはとてもおすすめの逸品です。特に3本目「ケイオティックシティ」が世界観もしっかりしており、感染から発症、淫乱になるシークエンスが良く書かれており非常に満足です。

殆どの作品で、感染シチュエーションでは王道にして必須である「感染する前」と「感染して変わり果ててしまった後」がよく書かれており、そういうものが好きな方にはエロ抜きでも楽しめると思います。
感染ものの王道をどれもおさえており「コレジャナイ感」は全くありません。

惜しむらくは発症した人々の取る行動にもう少しバリエーションがあったり、膨乳などの身体的変化が欲しかったなと思う所です(1作目にはありますが)。

次回のアンソロジーもとても楽しみです。