舉報鑒賞

「お兄ちゃん」という設定が大好き(笑)なのですが、「カレシの」という作品はあまりないかもしれませんね。
この作品の彼は、お兄ちゃんというよりは、大人のお兄さん、という印象。

強引な行為なのかと思いましたが、想像していたものとは違い、カレシのお兄ちゃんの苦悩を上手に表現されていて、行為自体も無理やり…と言うものでもなく…。
好ましくない関係ですが、これは許してしまうしかないかなと思ってしまう作品でした。

弟の彼女が好き、でも弟と彼女の仲を壊してしまいたくない、でも止まらない…っていう感情を表現したお兄ちゃんの台詞や、すべて自分が悪いんだって言い聞かせる台詞が何度もあって、とても切なかったです。

愛音録さんは初めて拝聴しましたが、優しい低音の方ですね。言葉尻がふんわりしていて心地よかったです。