舉報鑒賞

女性主人公は嫌いじゃないけども、そういうタイプは大抵、らぶらぶよりも陵辱や売春要素が強くていまいちストライクじゃないなあ…
という向きなので、主人公がカスタム可能な基本男性であり、ヒロインと愛ある関係を築けるダンジョンアタックRPGであるこの作品を見つけたときは「これだ!!」とすぐに購入してしまいました。奴隷という設定もいいスパイスになっていました。

このゲームはヒロイン達がフルボイスで、とても楽しく可愛いということも大きいですが、それ以上に探索やエッチなどの各種ゲーム要素がとてもバランスよく構成されているところに、面白さがあると思います。

探索・戦闘は難易度は低めですが、ゲーム内時間で毎日復活する宝箱と序盤から手に入るかもしれないレアアイテムによって、何度もトライしたくなる魅力とお手軽さがあります。
性交は条件次第でどこでも出来ますが、行為自体には「とあるアイテム」やお店で各種プレイの書を購入する必要があります。
「とあるアイテム」はダンジョンでの戦闘で勝利することによってそれなりに入手できるという作りになっており、ダンジョンアタックをがんばればがんばるほどヒロインと楽しい時間を多く過ごせるようになっているのです。

この冒険とエッチのサイクルが回りだし、それに各種クエストやストーリー展開、服や住居の購入、モブ奴隷の捕獲などが絡まってくると、もう止め時が見つからないくらいに楽しい時間が過ぎていきます。
これだけ色々な要素があるにもかかわらず、どれもお手軽にさくさく出来、常に新鮮さを感じられるよう上手くまとめた作者さんにセンスを感じます。

また、この作品世界に引き込もうという試みも随所にあり、RPGというものを理解して制作されているかのようなところも好感が持てました。

一気にやるもよし、空いた時間でちょこちょこ進めるもよし。皆さんもぜひ楽しんでみてください。