استعراض التقرير

妊婦さんが主人公ということで、インパクト重視なのかな?
と思いきや、かなりゲームとして良く出来ている作品です。

陣痛による一定歩数ダメージや有限の消費アイテムなどは
極限状態であることを否が応でも思い知らせてくれて、
よりよい行動を選択しようというモチベーションを与えてくれます。
有効に使える戦闘時アイテムなども多いので、工夫のしがいもあります。

また、探索中に発見する様々な光景や遺物は、
この屋敷でいったい何があったのかということを断片的に示しており、
その情報を集め、痕跡を歩き、真相に迫っていくのはとても楽しいです。

生存にギリギリでありつつも、好奇心をかき立てる謎が
明らかになっていく本作はまさに「冒険｣を感じさせてくれました。

難易度選択や救済システム、クリア時スコアなど、
カジュアルからやりこみまで幅広い層に向けた要素が
完備されているのもよい点です。

RPGとしてのコンセプトがしっかりしており、間口も広い、
クリアまでプレイしてもバグをまったく見つけなかったなど
様々な面で「信頼性が高い」ゲームだとも思いました。

作者様の次回作にも期待大、です。