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ヒロインの橘鈴音さんは、旅館の仲居さんで、とても穏やかで献身的な女性でした。
キャストの柚木桃香さんは、同人音声にて広くご活躍されている方です。そのため、多様なタイプのキャラクターを演じていらっしゃいますし、作品によってはお一人で何役もの演じ分けをされる程の多彩な声優さんですが、個人的には今作のような、おっとりとしたキャラクターの時が一番好きです。
また、柚木さんはバイノーラルの使い方がとても上手な声優さんだと思います。耳元での囁きや、耳舐めの時の吹いた(風圧が来る)感じなどが絶妙で、素晴らしい臨場感が感じられます。
また、今作では耳舐め部分が26分と、かなり長く尺がとられていますが、「耳の外側舐め・耳たぶ吸い・穴舐め・甘噛み」と説明文にあるように、柚木さんがそれぞれ変化に富んだ音を出されているので、単調な印象を全く受けない点もよかったです。
仲居さんが宿泊客をもてなすという作品ですが、事務的にサービスを行うわけでなく、ヒロインがきちんと好意を押し出してくれる点も好感触でした。特に最後のトラックにおいて、別れを惜しんでくれるシーンはとてもよかったと思います。