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「ちょっとえっちな魔法のおてて【ASMR・超高音質バイノーラル】」 へのレビュー

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2018年03月29日   ウィフォン さん

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陽向葵ゅかさんとVOICE LOVERさんのタッグとしては「クリスマス限定! ルチアが~」以来の作品となります。さすがに前作のような5時間越えとまではなりませんでしたが、それでも3時間以上の大作です。
これだけのボリュームのある作品だけあって、選択肢次第で展開が分岐するので、自分の好みや気分合わせて聞けるのが素晴らしいですね。

今作で最大の売りとなるのが、陽向葵さんご自身が発する効果音の数々。VOICE LOVERさんと陽向葵さんによる作品では、以前より陽向葵さんが自らの体を使った音が収録されていましたが、今作においてはその路線がさらに推し進められています。
同人音声の世界には所謂「実演系」が存在しており、そこまではいかなくとも、多少そちらに寄った作品になっていると言えます。陽向葵さんは実演系の声優さんではないので、こうした作品のコンセプトに対して、視聴者側の立場ながら、「よいのかな」と多少不安になるのですが、「生の効果音」と称しているだけあって、やはり「自分が実際にそうされている」という感覚が得られやすいと思います。

「生の効果音」に耳が行きがちになる作品ですが、基本的な部分のクオリティが高く、きちんと作りこまれていることが、素晴らしい作品だと思います。人気声優である陽向葵さんだけあって、とても魅力的な声をされていると思いますし、効果音以外の面に関しても、バイノーラルの使い方がとても上手く、特に囁き部分の音像の近さにおいては、作品ごとに進化している感覚があります。
VOICE LOVERさんの作品なので、音質面や、ヒーリングサウンドのトラックも当然高いレベルにあります。

以上のように全面的にレベルが高い作品で、「収録が大変だった」と説明文にあるように、陽向葵さんとVOICE LOVERさんの熱量が窺える大作となっています。

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