Rapportera granskning

親切なおまわりさん。細やかな気遣いと優しい態度の中に所々あれ?という独り言がある……と思いながら聴いていたら、あっという間に彼の心の闇に引きずり込まれました。
　自分の世界の真実だけで生きている、病んでる人間独特の論理で物語は進んでいきます。
aki様の優しい声から次の瞬間、狂気をはらんだ声の演技に震え上がりました。天地を行ったり来たりするというか。ぞぞっとするなんてなまやさしいものではなかったです。愛の告白の囁きが怖いと思ったのは初めてでした。

　2回聴き終えて、「でも、ここまで執着して愛してくれる人がいる人間はこの世に何人いるだろうか?」という奇妙な想いがふつふつとわき上がってきました。確かに病んでるし狂ってるし彼女さんに対して許される行為でもないし彼女さんも受け入れてはいないし、なのですが。

おまけのキャストフリートークは最初に聴いてしまったのですが、演じられた時気をつけたことなどをメインに話されていて、聴いてからもう一度聴くとなるほど!と思いました。やっぱりフリトは本編を聴いた後ですね(笑)。