舉報鑒賞

まだ珍しいツクールMV製のRPG。
イラストも商業で活躍なさっていた経歴をもつだけあって非常に綺麗なものとなっているのが目を引きます。
着せ替えシステムは立ち絵とエロイベントの差分にのみ適応され、たとえ全裸でも町人の反応などに変化はないのですが、イラストが綺麗なエロイベントをより一層楽しむためのものと考えれば合点がいきます。

何よりも印象的なのは主人公フェインの即落ちっぷり。
勝ち気でプライドの高い女騎士がすぐに泣いて許しを請いだりや隠語を連発するようになる姿は、淫乱度などのシステムがあっては見られないもの。
そのため最近ではあまり見かけなくなった即落ち2コマを彷彿とさせるような即落ちっぷりは一周して新鮮に感じるほどで、画の綺麗さと相まって意外なほどエロく感じました。

ゲーム内容としては、プレイ時間1~2時間ほどで、ほぼ1本道の作りとなっています。
防具と着せ替えシステムは別扱いで、立ち絵では全裸だが防具は鎧を装備している、といったことも可能なのですが、
一か所、ストーリーに関わらないダンジョンを後回しにすることが可能なので後々入手する衣装を着せてエロイベントに突入すると(おそらくCGがないため)CGが表示されないため、やはり1本道を前提に制作されていのだと感じました。

やり込み要素はなく、レベル上げも然程必要ではない(Lv20もあればクリア可能)ではないためRPGとしてはあっさり目な印象。
ゲーム性は重視せず、女騎士が尊厳を踏みにじられるシチュが好みという方には特におススメのRPGです。