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今回はおすすめしたいところが多すぎて困ってしまうほどのクオリティです!

まずは興味はあれど手に取るのをためらっているお客様へのおすすめを。

道草屋の魅力はなんといってもその臨場感と没入感。
圧倒的な音響の演出力と、一線を画す声優さんの名演技にあなたの意識は道草屋へと誘われることでしょう。
信じられない?たかだか音声?いやいやそんなことはございませんよ。例えばあなたが過去に買って読んだ面白い小説、それを読んで物語の世界に入るよりも速く、深く、道草屋はあなたをそこへと招き入れてしまうでしょう。
どうか騙されたと思って手に取ってみてくださいな。騙されたー!とはならないはず!

とまあ簡単に一見さんに紹介をしたところで、今回一番この作品をご紹介したいのは過去にこのシリーズ手を取ったことのある「旦那様」です。

数多くリリースしているこのシリーズ、その数の多さから今回は見送ろうとか、あの子が出てないからいいかなぁとかお悩みの旦那様はおりませんか?

今回の作品は道草屋が好きであればあるほどおいしく味わえる作品だと思いますよ!

まず怪談やあまがみ等の余興、その全てのグレードが上がっております。
昼のお話で癒され、昔を懐かしみ、昔は良かったなぁと切なくなって、青春な雰囲気を味わって…

夜はシリーズ最恐(お世辞ではなく怖いので注意!)の怪談によって高まった緊張の糸を解きほぐすあまがみ…このジェットコースターのような心の変化に吊り橋効果のごとく魅了されること間違いありませんよ?

そして芹さん、はこさんの会話を通じてあぁ、「昔は良かった…」じゃなくて、「今」もいいものなんだな。と思っていただけるんじゃないかと。

大変な日常で楽しむ心を忘れてしまいがちですが、この作品を通じて昔感じた楽しさ、怖さ、ドキドキが今も味わえるんだと気付かされます。