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「ハルウル」 的鑒賞

中々に歯ごたえのあるゲームでした。

2016年06月30日   クロボン 先生/女士

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評論選擇的類別:

作品説明にもあるように、神官の娘、ユナが淫魔退治の任務で行方不明となった父親を追って、色々と「工面」をしてダンジョンの脅威の挑もうとするゲームです。
「工面」という部分がこのゲームの最大の魅力ではないかと筆者は思います。

まず、RPGとしては少々スキル習得に癖があります(一番近いのは、F○9でしょうか?)が基本的にはオーソドックスなステップバイステップのRPGで終盤に向けて難易度が上昇していきます。プレイヤーのロールプレイや目指したいエンディングにもよるとは思いますが、考えなしにリソースを消費してしまうと、終盤に向けて苦しくなってくるように調整されているので、工面が必要となります。故に中々に歯ごたえのあるRPGになっており、バランス調整の上手い作品であると感じました。
次にADVとしても同様で、広義の意味での性行為は仕様上、せざるを得ない(最低限でもレズプレイを行う必要がある)のですが、プレイヤーの工面しだいでは、処女性は保ったままエンディングを迎えることも可能であると、上手い具合に調整されていると感じました。

内容が内容ですので、作品紹介の段階で尻込みしてしまうユーザーさんもいらっしゃることとは思いますが、ロールプレイングとしてのバランス感覚が大変よく、上手いアプローチがされている作品だと思いますので、一度プレイしてみてはいかがでしょうか。

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緣由*