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「Succubus Rhapsodia」 的鑒賞

オススメ! 世界観やキャラの構成がとても緻密です。

2016年08月31日   クロボン 先生/女士

このレビューは参考になった x 5人

筆者はBFが得意な方ではないのですが、ネット界隈で話題になっていましたので、プレイしてみての感想です。

例えがあまりよろしくないかもしれませんが、『メ○テン』シリーズの悪魔会話システムが好きな方でしたら、どハマりできる内容になっていると思います。
基本的に戦闘はBFで、悪魔会話的なやりとりを行いながら進むかたちになるのですが、日々バージョンアップされており、キャラ(夢魔)ごとの差異がとても緻密です。夢魔それぞれが本当に個性的に造られているので、独特な可愛らしさ・美しさがある絵柄も魅力的ですが、所謂「文章で抜ける」タイプの方には至宝の作品となっていますので、そのような性癖の方には是非おすすめしたいです。

ゲーム的にも『メ○テン』かな、と筆者は感じました。サークル様の意図するところは『ポ○モン』に近い感覚だったそうなのですが、先の悪魔会話的システムといい、強い夢魔を連れているとコストを食うなどマグネタイト的なものを彷彿させ、また、計画性をもって行動しないとゲームオーバーまっしぐらな難易度もあり、と「ゲーマーのためのゲーム」といった内容となっていますので、ア○ラスですとかフ○ムの少しマゾいゲームがお好きな方におすすめしたいゲーム内容となっていました。ただ『メ○テン』と大きく違うのは戦闘のテンポで、本作はBFという特徴もあってかあまり良好とはいえず、ある程度楽しんだら、走り抜け安定なバランスです。

世界観構成という意味でも成功していると思います。夢の世界の話ということで曖昧で不可思議なことばかりですが、世界を探索し、理解を深めていくという『デ○ンズソウル』や『ダー○ソウル』で再評価された探索型のRPGに類型できると思います。こちらの方もかなり緻密に創られており、凄くセンスのある作品だと感じました。

総評としては、「基本、買いでよい」と思います。

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