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「WE ARE BANDITS!! ウィーアーバンディッツ ~恥辱に手折られし戦場の花~」 へのレビュー

会話テキストの妙

2016年12月09日   .774 さん

このレビューは参考になった x 10人

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FEライクなSRPGが作れるSRPG Studio製の一本ですが、
FEならばチュートリアル的に始末されるはずの山賊たちが主人公。
ひょんなことから洗脳の力を持つ国宝を手にしてしまった
彼らは正義の公子=国軍を向こうに回しての大立ち回りを演じつつ
倒した女の子たちを催眠してオイシイ思いをしていきます。

本来は敵キャラのカラーである赤いユニットを自分で動かすという構図が
まず面白く、捕えるべき女性キャラも撃破してしまえば自動的に捕獲&洗脳と相成り、
お手軽にさくさくとプレイができます。
製作者HPから攻略wikiへのリンクがあるのも嬉しいですね。

悪者を操作し、非道の限りを尽くすというコンセプトだと
いかにもダークで沈鬱な空気を想像してしまいますが、本作はカラッと明るいのも魅力。
主人公のおかしらは悪漢ながらも飄然たる良い兄貴で、
彼を慕う子分たちもなんだか無邪気でかわいらしい。むくつけきおっさんなのに。悪いやつなのに。
なぜかと言えば、たとえばシステム的な説明を兼ねたしゃべりも
説明臭くないキャラ同士の漫才めいた掛け合いの中で昇華されていたりと、
会話テキストのさりげない工夫が静かにじわじわ効いているのですね。

このように野郎どもにすら愛着を持てる筆力で描かれる女の子たちと
その催眠シチュのエロシーンも勿論たまらない。
催眠(常識改変)によって仲間となった女性たちは自分が悪事に加担しているとも知らずに
健気にがんばってくれることもあり、通常のゲームパートでの育成にも独特の興奮が得られます。

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