舉報鑒賞

同サークルさんの別作品を聴いて、作風が好みだったのでこちらも購入しました。

初対面の自己紹介でヘビーな生い立ちをさらりと暴露され目が点になりつつ、それも彼のやり方なのかなぁとか(先に重い過去を晒すことで相手の心を開きやすくする)
語り口がところどころ催眠っぽいのが、何というか人心を操る占い屋さんらしいなぁとか。

それと、敬語の合間に入る「ごめんね」が最高に好きです……めっちゃくちゃにツボです……

タイトルとかから「遊び人の酷い男なのかしら」とハラハラしながら聴いていたのですが、いやはや、とりあえずタイトルで不安感を抱いて購入を迷っている人がいるなら、是非聴いて頂きたいなと思います。
全くの清廉な人ではないけど……という感じです。

最後のトラックのBGMが個人的に大好きな曲だったので、曲の意味も込みでとても嬉しくなりました。
聴き終えた方はジュ・トゥ・ヴの和訳歌詞など検索してみると幸せになれるかも知れません。

今後続編などあるならば聴いてみたいと思う作品でした。
おすすめです!